みなさん、こんにちは。九州地方は梅雨入りの発表もあり、雨の日が増えてきましたね。雨が多く降ると家の劣化状況が目に見えてわかることがありますね。雨樋の詰まりや破損、大きな問題として雨漏りがあるかと思います。以前、太陽光パネルの話をさせていただいたのですが、今回、太陽光パネルが雨漏りの原因になりうるという話をさせて頂けたらと思います。
太陽光パネルの設置を条件に建てられた新築住宅ではなく、既存の建物にあとから太陽光パネルを設置した場合、設置方法には十分注意しなければいけません。
その中でも特に注意が必要なのが瓦屋根のお家です。
みなさん、太陽光パネルの設置方法について理解して取り付けていますでしょうか。多くの方が理解されずに節電対策として検討されていたりします。主に専用架台を設けてパネルを設置する場合、屋根とパネルが一体になった場合、後付金具にてパネルを固定する場合などがあります。
その中でなぜ瓦屋根に注意が必要かといいますと、瓦屋根に穴を空けて支持固定する場合があるからです。
これがかなり危うい方法です。基本的に屋根に穴を空けるということはトップライト1つ設置する場合でも施工には十分配慮すべき項目です。ですが、瓦屋根へのパネル設置は屋根の上からビスで穴を空け、シーリング材で雨を抑える方法がとられていたりします。
こと、建築とのつながりのない電気屋さん(量販店も含みます)はパネルをどのように固定するかということしか考えていません。おそらく設置から10年程度経過したとき、シーリング材が硬化し、小屋裏に雨染みができてるなんてことが想像できます。
この場合、屋根の葺替えが必要となってしまうでしょう。既存の建物に太陽光パネルを設置する場合は、設置業者だけではなく、建築のプロにも相談してみることをオススメします。
気づくと知らないところで維持費用が発生してしまったなんてことにならないようご注意ください。お悩みの方はお気軽に相談ください。
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